50-60s ARROW Viyella Wool Cotton Open Collar Shirts アロー ビエラ ウール コットン　オープンカラー シャツ

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ARROW(アロー)より1950-60年代製のオープンカラーシャツのご紹介。

1885年創業のアメリカの老舗シャツカンパニーです。

始まりは1820年にニューヨーク州トロイの一人の女性が、世界初の取り外し可能なシャツの襟を考案したことに遡ります。

さらにその約30年後、取り外しできる襟の可能性が見出され雑貨店の奥で襟の製造をスタート、1885年のブランドの誕生につながります。

それ以降、ARROWのアイテムと歴史は、アメリカのカルチャーやトレンドと密接に結びつき、時代とともに変化し続けました。

第一次世界大戦後からは兵士が軍服で慣れ親しんだ一体型の襟が好まれるようになり、取り外し可能な襟は徐々に廃れていきます。

50年代は従来の白いシャツが主流となり、60年代から70年代にかけては、その激動の時代を反映した華やかな色や柄がトレンドに。

さらにファッションは進み続け、1970年代から80年代にかけては都会的な新しい価値観をもつ若者に向けたアイテムも数多く世に送り出しました。

クラシックなアメリカンスタイルを提案しながらも、ユーザーのニーズに応えるスタイルがAブランドが成功し続けるためのベースとなりメンズファッションにおけるパイオニアの地位を築くこととなりました。

今回、ご紹介のアイテムはそんなアローの50-60年代にウールコットンのViyella(ビエラ)の生地が採用されています。

Viyellaという名称は、ウール混紡の生地で聞き馴染みがあるかと思いますが、1894年に商標として登録されており、「世界初のブランド化された生地」と言われています。

この商標登録を行ったのがイギリスの老舗メーカーウィリアム・ホリンズ社（William Hollins & Co.）。

しなやかなウールの落ち感とコットンの張りのバランスなど生地の風合いも良く、見返し裏のステンシルなどの良いディテールです。
袖付けは所謂イッテコイのパインピングをホームベース型のステッチでつまむで合理的ながら良い仕様。

この手のオープンカラーは小さい個体が多い印象ですがサイズバランスも良く春先、秋口などには羽織で、季節が進めばジャケットやブルゾンの中に仕込んでも重宝しそうな一着です。




【Country of origin】
アメリカ

【color】
マスタード

【material】
ウール55%
コットン45%

【period】
50-60s

【condition】
こちらはヴィンテージアイテムです。
特記するダメージ等は写真、またはテキストにてご説明しておりますが、生産されてから長期間経過しておりますので、経年変化等ございますが、風合いとしてご理解頂き、ご購入下さい。

【size spec 】
着丈 約74cm
身幅 約57cm
肩幅 約47cm
袖丈 約59cm

※サイズ計測の多少の誤差はご了承下さい。

【model】
173cm 60kg

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